できるだけ手がかからない植物でおしゃれな植栽にしたい…と思うようになってから、カラーリーフが気になり始めました。
ガーデニングを始めた頃は花を楽しめる宿根草ばかり育てていましたが、今は庭全体・家の外観全体を意識するように。
全体的な植栽を考えると、草花だけじゃ限界があるよね。
ようやく気付いたか。
この記事では、我が家に植えたお気に入りのカラーリーフ10種類をご紹介します。
庭にはもともと芍薬や梅・柿など緑の葉の和木が植えてありますが、カラーリーフの植物を加えたら庭全体が表情豊かになってきました。
カラーリーフの植物を探している方や、カラーリーフが気になっている方は、ぜひ参考にしてください。
カラーリーフの多年草(宿根草)
カラーリーフの多年草・宿根草は手軽に取り入れやすいのが魅力です。
ただし、よく考えてから植えないと全体的にまとまりのない庭になってしまいます。
そう!そこなのよ‼
初心者あるあるだよね。
気に入った苗をひとつずつ購入するよりも、全体的なイメージや植物の組み合わせを考えてから苗を購入するほうが失敗にしくいことにようやく気付きました。
一度に全部買えなくても、あらかじめ何を植えるか決めておけば迷走せずに済むよね。
我が家の多年草・宿根草は、衝動買いしたものから事前によく考えて買ったものまでさまざまです。
ヒューケラ
ヒューケラは代表的なカラーリーフの下草です。カラーバリエーションが豊富で価格も手頃なので、我が家では4株植えています。
2024年の夏は、あまりの暑さで木陰に植えたヒューケラがかなりダメージを受けてしまいました。
息も絶え絶えになってしまった株は枯れた葉を取り除き、完全な日陰エリアへ移植することに。
もはや木陰では無理になってきた…。
尋常じゃない暑さだったからね~。
色が薄いものほど直射日光に弱く葉焼けを起こしやすいので、葉の色を考慮して植える場所を決めると良さそうです。
ユーパトリウムチョコレート
銅葉植物として大人気のユーパトリウムチョコレート。
私が利用しているオンラインショップでは売り切れになっていることが多く、ようやく2株入手できました。
シックな色合いの葉と茎に、白い小花の組み合わせが大人可愛い印象です。暑さ・寒さに強い多年草なので、毎年花を楽しめます。
強い植物だけど、我が家では1株うどんこ病にかかっちゃった💦
うどんこ病は薬剤をスプレーして対処しました。
ユーパトリウムチョコレートは初冬になると葉が黄色く紅葉します。
花は咲き終わったのでカット。
だいぶ雰囲気が変わるね。
葉が枯れ込んだら地際で剪定して冬越しの準備をします。
ペンステモン ハスカーレッド
ペンステモン ハスカーレッドは赤紫の葉と茎が特徴的な銅葉植物です。5~8月にかけて白に近い薄ピンクの花が咲きます。草丈が50~100cmになるので、梅雨の時期は支柱を立てておいたほうが安心です。
我が家は今年の秋に苗を購入したのでまだ花を咲かせていませんが、常緑植物なので冬の庭の植栽に一役買っています。
葉っぱの色が濃くなってきた。
季節や日当たりによって葉の色が変化するよ。
冬の時期は葉が銅色に変化し、ロゼット状(※)になります。
(※)ロゼット状…冬の寒さから身を守るため、葉を放射状に広げて地面にぴったりと付けた状態。
ハスカーレッドは丈夫な品種なので、ガーデニング初心者にもおすすめです。
ニューサイラン パープレア
ニューサイランはニュージーランド原産の植物です。長くスラッと伸びた葉は植栽のアクセントになります。
我が家では植える場所の壁の色を考慮してパープレアを選びました。
完全な銅葉だと壁の色と同化しそうだったのでこっちにしたよ。
カラーリーフの低木
カラーリーフの低木を取り入れたら、植栽がいっきにオシャレになってきました。
ツリージャーマンダー
ツリージャーマンダーは、丸くて小さいシルバーカラーの葉と、白い茎が特徴的なハーブです。
初めは庭の花壇に植えていましたが、あまり育ちが良くなかったので玄関アプローチの花壇に移植しました。常緑なので冬の玄関に明るさを添えてくれます。
ユーカリの小さいバージョンみたい。
日なた→明るい日陰に環境を変えたら元気になった。
一般的には日当たりの良い場所で育てることが推奨されていますが、我が家ではなぜか今のほうが元気です。
ただ、生育旺盛と言われているわりには成長がゆっくりなので、やはりお日様が好きな植物なんだと思います。
以前の場所は土壌環境が合わなかったのかな?
苗を購入してから1年半経ちますが、いまだに低木というほどのサイズにはなっていません(笑)
私としては成長がゆっくりなほうが管理しやすいので、この場所で育てていくことにしました。
フォッサギラ ブルーシャドウ(白花マンサク)
フォッサギラ ブルーシャドウは、青みがかった葉が特徴的な落葉低木です。
春になると白い花を付けます。我が家では今年の5月に植えたばかりなので葉の数は少なめですが、夏の終わり頃からひこばえ(※)が出てきました。
(※)ひこばえ…株の根元から生えてくる若芽のこと
芍薬の側に植えてみたよ。
葉っぱの形が可愛いね!
始めは1株だけでしたが、気に入ったのでもう1株購入。成長がゆるやかで大きくなり過ぎないので、管理がとても楽です。
夏の時期はハダニに葉を食べられることもあるので、こまめに葉水(※)をすることをおすすめします。
(※)葉水(はみず)…葉に直接水を吹きかけること。ハダニやうどんこ病の予防に効果的。
ほったらかしすぎて、だいぶ葉っぱを食べられちゃった💦
フォッサギラは紅葉も綺麗です。
11月に入ると葉がオレンジ色から赤へと変化し、冬に落葉します。枝ぶりも美しく、四季折々の姿を楽しめるのが魅力です。
あまりにも気に入ったので、あと2株植える予定。
低木はあまり手がかからず存在感もあるので、「庭仕事に時間をかけられないけどオシャレな植栽にしたい」と考えている方に特におすすめです。
コプロスマ
コプロスマは硬質で光沢のある葉が特徴的な常緑低木です。日陰でも育つのでシェードガーデンにも向いています。
我が家のコプロスマはあまり赤みがありませんが、独特な葉の質感が存在感を醸し出しています。
植える場所を決めきれなかったので、いったんルーツポーチで育てることにしたよ。
ルーツポーチは半地植えにしたいときにも使えるので便利です。
使わないときは折りたたんでコンパクトになるのもいいよね。
購入したコプロスマの苗は樹形がちょっといびつだったので、剪定して形をととのえながら育てています。
カラーリーフのグランドカバー
グランドカバーにカラーリーフを取り入れるようになってから、植栽がますます楽しくなってきました。
ハツユキカズラ
ハツユキカズラは常緑性のつる植物です。グランドカバーや寄せ植えなどによく使われます。
新葉は白やピンクで、成長すると緑に変化します。
色鉛筆で描いた植物みたいでカワイイ!
我が家では北側の玄関アプローチに植えてあるよ。
秋は紅葉してシックな色合いになります。つる性ですが成長速度はそれほど早くないので、コントロールしやすい植物です。
アジュガ バリエガータ
普通のアジュガは濃い緑一色ですが、アジュガバリエガータは斑入りの明るい葉です。
我が家は生垣の間の空間に植えてみました。春から初夏にかけて青紫の花が咲くので、来年が楽しみです。
まだ植えたばかりだから存在感がないけど、来年に期待だね!
ピンクの花が咲くアジュガもあるよ。
アジュガはランナーを伸ばして広がるので、グランドカバーに最適です。
カラーリーフの高木
高木は植栽のメインになるので、購入を決めるまでに時間がかかりました。
スモークツリー グレース
スモークツリーグレースはウルシ科の落葉樹です。
まるで煙のようにモクモクと広がる花柄が印象的で、一目ぼれしてしまいました。
高木になるのでかなり悩みましたが、鉢管理にして樹高を2m以下に抑えようと決め、この秋ついに苗を購入。
震える手で画面をポチッたよ。
おおげさだなw
今はまだ小さい苗なのでルーツポーチで管理しています。
ある程度大きくなったら鉢に植え替える予定なので、オンラインショップで素敵な鉢を探し中です。
スモークツリーグレースは地植えにするとこんなに大きくなります。
いいな~地植え。
地植えにしたいけど大きくなりすぎるのはちょっと…という方には、矮性(わいせい)のスモークツリーがおすすめです。
樹高は1~2m程度までしか伸びないので、大きくなりすぎる心配がありません。
葉の色はグレースに比べて明るめです。
私は銅葉がマイブームだったので、グレースを選んだよ。
他の品種もグレースとは違った魅力があるので、いつか購入したいと思います。
【2024年秋冬】我が家のカラーリーフ10選まとめ
以上、我が家のカラーリーフ10選でした!
今年の秋に植えたものがほとんどなのでまだサイズは小さいですが、毎日ワクワクしながら成長の過程を観察しています。
他にも欲しい植物がたくさんあるので、全体のバランスを考えながら少しずつ庭づくりを進める予定です。
バランスは大事だよね。
季節やエリアごとにテーマカラーを決めようと思ってるよ。
この記事が少しでも皆さんのお役に立てれば嬉しいです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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